日本語学校 参与観察の備忘録

実態を社会学的にみてみよう。

専門学校からの営業と手土産ラッシュ

留学生向け専門学校の進学説明会のラッシュが続いている。進路指導担当者に連日のように電話や手紙、訪問等による営業が専門学校より入ってくる。電話では進学担当者がいつの進学説明会、どこ主催の説明会に参加するのかまでリサーチされる。ライバル校が参加する日にちに行く予定があると是非うちの学校が参加する日にも来ませんか?と連絡がくる。訪問では様々な県の専門学校が営業にくる。いつも手土産があるようで、授業から戻ると机の上が地方土産で埋め尽くされている。もちろん地元の茶菓子もある。こうしてちやほやされるのも今うちだ。どこも受け入れてくれない学生をねじり込むのために最後の最後で営業をかけるのはこちらなのだから。

そう思いながら有り難く手土産を頂く。