日本語学校 参与観察の備忘録

実態を社会学的にみてみよう。

クラス別「ワンワン」への反応

犬の鳴き声が「ワンワン」であることに対するクラス別の反応。

上級クラス、

「えっ、ワンワンですか?犬はワンワンと言いません。」

おわり

 

中級クラス、

犬の鳴き声マネ合戦。誰が上手いか競い合う。その後、

学生「先生!私は先生のうちの犬になりたいです!」

先生「先生は犬いらないです。」

学生「先生のうちはどこですか?自分で行きます。ごはんだけ、いいです!」

先生「先生のうちはアメリカです。(ウソ)みなさんはビザが必要ですから、先生のうちに来ることができません」

学生「でもあそびにいきたいです!」

先生「えーーっ」

エンドレスに続く

 

初級、

「ワンワン⁉︎⁉︎ なんですかっ せんせいっ」(最初の説明が聞き取れていない)

いぬがいいます です。

「おぉ、せんせい、もういちどっ‼︎」

犬マネをする。

クラス中が爆笑の渦。

 

ちなみに初級ほど音に反応するため、擬音語が楽しいらしい。「ピーポーピーポー」も好きである。

 

日本語教師にとっては日常の話である。